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積み木くずし 最終章 穂積由香里 穂積隆信に伝えたかった母のこと (画像) [テレビドラマ]

積み木くずし 最終章 穂積由香里 穂積隆信に伝えたかった母のこと



積み木くずし 最終章を二夜連続で見ました。



積み木くずしが穂積隆信、穂積三千子、穂積由香里さん親子それぞれの
言いようのない切ない人生を描いているのはどの方もおっしゃられているとおりですが


昨日のテレビを見て一番考えさせられる場面は最後の場面でした。


そこは穂積家(番組では安住家)の墓場でした。


墓を訪れた穂積隆信(番組では安住信幸)は墓石に向かって語るのです。


穂積隆信の手には三千子(番組では美希子)さんの遺書がありました。


「由香里(番組では灯)、お前はこれが言いたくてこれを残したのか。
伝えたかったのはこれか。これがあったからお父さんはお母さんのこともお前のことも 全部わかった。ありがとう。本当にありがとう。」と。


このノートに書かれた遺書は三千子さんが由香里さんに残した遺書でした。

穂積由香里さん画像

035-y-hozumi-1.jpg

「決してお父さんには見せないでください。あなたが読んだら必ず燃やしてください」
と書かれていました。



遺書には


貧しい生い立ちから、それゆえ母親からも愛人になって生きるように言われて育ったこと
お父さんと結婚してとてもうれしかったこと
洋服代で金貸しから多額の借金を重ねてしまったこと
金貸しが玄関で自分を抱き寄せている場面を見て
由香里さんが自分のお父さんは穂積隆信ではないと思ったこと
何も由香里さんにしてやれなかった自分が由香里さんに腎臓を提供でき母としての
役目は終わったと思ったこと


等など全て書かれていました。



由香里さんは三千子さんをだびにふした後、遺書のとおり
「お母さん、本当に燃やしていいんだね・・」
と天国の母に向かって語りかけながら
一旦はマッチをつけるのですが、
途中で思い直したように、遺書が書かれたノートを
手に取り、足で火をもみ消していました。


このとき由香里さんは右手にやけどを負うのです。



由香里さんが途中で思いとどまったのは
誰かに遺書を読んでほしいと言う思いがあったからでしょう。


誰かというのは・・・

もちろん父、穂積隆信だったのでしょう。


母の三千子さんの本当の思いを父に残しておかなければと思ったのでしょう。
遺書は「あなたの本当の父親は」で焼け焦げて、
肝心の部分がわからなかったのです。


穂積隆信は由香里さんの死後、遺品を整理中にこの遺書を見つけ、
三千子さんの生まれたときからのすべてが知りたいと、九州・大分県を訪ね歩くのです。


番組では焼け焦げた後の部分を

「あなたの本当の父は穂積隆信です。あなたの優しさは穂積隆信の優しさを受け継いでいます。誰がなんと言おうとあなたの本当の父親は穂積隆信です。疑うならDNA鑑定でも何でもやってみなさい。」
と三千子さんが書いている映像で補完していました。


これはここまで遺書を読んだ穂積隆信の希望というか確信でしょうか。


でも今となっては由香里さんが穂積隆信の子であっても金貸しの子であっても
どちらでもいいような気がしてきます。


穂積隆信が三千子さんを許し、由香里さんに感謝し、再婚した妻を介護しながら
全てを受け入れて穏やかに生きているようですので。


穂積三千子、由香里親子の冥福を改めて祈り
穂積隆信と再婚した妻との平安な老後を祈念したいと思います。


それにしても、こんな人生を歩む1組の親子もあるということに
強い衝撃を受けました。

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