春秋航空(写真） 国内線参入 いつ？

春秋航空　国内線参入　いつ？


中国の格安航空会社（ＬＣＣ）、春秋航空（上海市）が来秋をめどに、成田空港を拠点に日本の国内線への参入を計画していることが２７日、明らかになりました。


春秋航空は２０１０年から上海－茨城線を就航。現在は上海－高松、佐賀の計３国際路線を運営しています。



その春秋航空の日本国内線への参入。



いったい背後にはどんな理由があるのでしょう。


ＬＣＣと言えば今年、国内資本のピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの３社が就航しました。


たった3社と見るのか、3社もと見るのか。


春秋航空の見方は前者だったのでしょう。
春秋航空は日本の国内線ではまだまだ事業拡大の余地があると判断したようです。


春秋航空は茨城線では片道で最安値４０００円で提供するなど激安には自信があり、既存3社と比較しても値段を下げられる自信も持っているのかもしれません。


欧米先進国ではＬＣＣの市場シェアが２～３割を占めるのに対し、日本では今年８月現在で２．７％（国交省調べ）と“未開拓地”状態です。


あわせて日本政府が、今年７月に閣議決定した「日本再生戦略」の中で、２０年までにＬＣＣのシェアを欧米並みの２～３割に引き上げると明記したことも春秋航空の日本国内線への参入を大きく後押ししたものと思われます。


春秋航空が日本市場にはビジネスチャンスがあるとみるのも納得できます。


春秋航空は旅行がシーズンオフに入った現在、なんと欧州往復で990元（約1万2900円）という激安チケットまで登場させているようです。


国内線程度の距離なら多少座席間隔が窮屈なぐらい、我慢すればなんということもない
旅行者は私も含めて多いはずです。


ただ安全さえ確保してくれるのなら春秋航空も日本国内線へ参入してほしいと言う声は多いことでしょう。


より格安な価格で安全に国内旅行できるのなら春秋航空も大いに歓迎します。

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